だらだらと続く長い道

離婚後の新たな日々。失ったものと得たもの、心の変化を綴る、私だけの生活の記録。

つかず離れず、ほどほどに

 わたしと母の関係は、最近になって少し複雑になってきました。離婚の報告後、母はよく電話をかけてきます。一人になったことを心配してくれているのはわかりますが、どちらかといえば疎遠だった母が急に近づいてきて、いろいろなことに口を出すようになりました。

 母は昔から心配性で、子供の頃から何事にも反対をしてきました。新しいことを始めると、「やめときなさい」と言われることが日常でした。母が心配性であることは理解していたけれど、なぜ応援してくれないのか、なぜやる気をそぐようなことしか言わないのか、不満が募っていました。

 そして今、母は前夫のことを悪く言うようになりました。離婚の原因が前夫のせいだけではないと何度説明しても理解してくれません。

 母の言葉や心配は理解しているつもりですが、子供の頃感じた母への違和感が再び浮かび上がり、母と距離を取りたい気持ちが抑えられなくなりました。子供の頃は口答えもしましたが、今は数回は訂正し、その後はただ曖昧に頷くだけです。母の性格や考えを変えるつもりはありません。

 なるようにしかならないという諦めもありますが、これから一人でどう生きていこうと模索している中で、母の言葉や距離の取り方が一層不安を募らせます。母の存在はどこか心の中で温かいけれど、同時に居心地の悪さも感じる今、どうすればいいのかと悩んでもいます。